eyechatch
新年度が始まりました。
自習室マイタスにも、「大学受かりました!」というたくさんのお声が寄せられ、ご利用いただいた方々の晴れやかなお顔が見られるこの時期は、非常に嬉しい季節です。しかしながら、夢破れ失意に沈む方々が自習室マイタスの門を叩かれる季節でもあります。本日はこれから大学受験や資格試験に挑まれる方々に向けて、折れない心を保つ方法についてのお話です。

受験と言うのはツライものです。知識欲が旺盛で、テキストを開くだけでワクワクしてしまう人なんてなかなかいません。これまで多くの受験生を見てきましたが、そんな人めったお目にかかることはありません。特に大学受験が目的で利用される方々の年齢は20歳未満の方々がほとんどで、遊びたいざかりのお年ごろです。にもかかわらず、遊ぶことをガマンして勉強しなければならないのです。
受験生は受験本番まで、前向きな精神状態と後ろ向きの精神状態を繰り返します。期待と不安と言い換えることもできるかもしれません。不安が不安を呼び、「なんでこんなことせなあかんねんっ!」って叫びたくなる瞬間もやってきます。こういう状態を招く原因の多くは次のとおりです。

  • 親に大学に行くよう言われてる
  • 周りのみんなが大学に行くから自分も行きたい
  • 大学に行って何をするのか実はよくわからない
  • そもそも特に大学に行きたいって思ってない
  • 大学に行かなくても生きていけるやん

最後は開き直る方までおられますが、これらすべて、自分の意志と行動が一致していないことが表面化した例なのです。大学受験をするのはだれなのか、合格して大学に通うのはだれなのか、大学でいろいろなことを学び、経験し、成長するはだれなのか、大学卒業という学歴を得るのはだれなのか。これらすべての答えは”自分自身”です。他人のためにやるわけじゃないということを自覚し、自分の責任領域で考えなければ、戦う意志を持ち続けることなどできません。特に親御さんはお気をつけ下さい。冷たい言い方になりますが、しんどい思いをするのは自分じゃありません。お子さんです。無責任に「なんで勉強せぇへんねんっ!」なんて言おうもんなら、表面的にはどうあれ、内心かなり苛ついてますよ、お子さんは。結果として、どんどんやる気を失っていくのです。

勉強に対する「やる気」の上げ方なんて昔からひとつしかありません。「勉強することの必要性」を自覚することです。自覚を持った人は自分で勝手に勉強します。社会人で資格試験に挑まれる方のほとんどが勉強することの必要性を自覚しています。その資格を持たないと給料が上がらない、行政から許可が下りない、昇進できないなど、仕事や生活がかかっているからです。そりゃみなさん必死です。まして自習室マイタスをご利用いただく方々は、わざわざお金を払って場所を確保してでも資格試験を突破したいという方々です。他人に言われて仕方なくなんて方のほうが珍しいです。しかし、学生のみなさんがここまで高い意識を持つことは、何もしなければ絶対に有り得ません。社会経験がないんですから当たり前です。この厳然たる事実を前提にしなければ、なにも話が前に進まないのです。

とかく学生さんの勉強に対するやる気を上げるのはむずかしいのです。周囲は無神経に自分の都合で「勉強しろ」を連呼する、勉強しないと「なぜ勉強しないといけないのか」を明らかにすることなく叱りつける、本人もなぜ勉強を頑張らねばならないかよくわかっていない。多くの受験生はこんな状況で受験勉強に突入し、受験本番を迎えます。よしんば大学に合格しても、なぜ大学に来たのか自分自身が得心していないので簡単に辞めたいと言い出す始末です。こんな大学生を大量に生み出してばっかりでは日本の未来すら危ういと感じてしまいます。

学生さんがやる気を持ち続けるのに一番効果的なのは「合格してからの自分」を強くイメージすることです。崇高な志でなくてもかまいません。具体的であれば具体的であるほど良いです。大学へ入ったらあんなことがしたい、こんなことがしたい、あのサークルに入りたいでもいい、なんなら「モテたい!」だってかまいません。なんでもいいんです。大学に入ってからこうしたいという具体的なイメージを持つことこそが大事です。それさえ持つことができれば、何のために勉強するのか、何のために苦しい思いをするのか、すべてが「なりたい自分になるために」につながります。苦しい時も頑張れるようになります。親御さんと共有できれば、お子さんが苦しんでいる時に背中を押してあげることもしやすくなります。

そんな当たり前のこととお思いになるかもしれません。しかしながら、そんな当たり前のことができていない方がたくさんおられるのも事実です。合格を目的にすると、成績が伸び悩んだ時に何が起こるか。真っ先に志望校のランクが下がります。どんどん合格したい大学から、合格できる大学へと変わっていってしまいます。ほんとうにそれでいいですか?どの大学のレベルや社会的評価はさておき、せっかくの貴重な大学生活の時間です。「なりたい自分」に近づくための時間として使ったほうがいいに決まっていると、私は確信しています。そんなかけがえのない大学時代を送るための準備期間が受験勉強です。受験勉強だけでは終わらない、素晴らしい大学時代を送るために、今から「合格してからの自分」を強く思い描くようにしてください。







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midzuki
自習室マイタスの運営本部、ハシヅメアーキテック代表者。本業は建設業。自習室マイタスの内装デザインおよび施工はすべて本人が行っている。
何事も断らない性格から、とある学習塾の塾長を任されたり、講師を兼任したり、工事のついでにオフィス機器の導入や慣熟指導、研修会講師など、自分でお役に立てることならできうる限り対応してきた。オフィスの新築・改装の際にワンストップで事務所機能をすべて揃えられると喜んでいただいている。ちなみに塾講師としての専門分野は現国で、現国で満点を取らせる男。

【その他の特徴】
◆一級施工管理技士
◆二級建築士
◆ネットワークに繋がるデバイスならだいたいなんとかできる。
◆基本的に自前主義で自分できることなら何でも自分でやる。
◆とにかく機械が好きで、友人のリサイクル工場で一日楽しめる。
◆ご要望が多いので現国の短期集中セミナーやるかも。
◆趣味は料理とギターで、Facebookから自炊録の移行を計画中。
◆最近、頭髪のことを気にしている。
◆こちら側のどこからでも切れないタイプの人種。
◆極度の育メン

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